フィールド
冷却細霧システム
冷却細霧システム
サッカー場などの球技場や陸上競技場では、夏場の炎天下でも練習や試合が行われています。このとき、プレイヤーの身体は酷暑にさらされており、熱中症をおこす可能性も少なくありません。
特に全天候型舗装のフィールドの場合は、表面温度が上昇しやすいため、危険度が増します。近年は特に、熱中症が重症化するケースも多く報告されており、夏場のプレイにはしっかり対策を取る必要があります。
こうした現状を受けて、当社はフィールドの暑熱環境を緩和する『フィールド冷却細霧システム』を開発しました。
特に全天候型舗装のフィールドの場合は、表面温度が上昇しやすいため、危険度が増します。近年は特に、熱中症が重症化するケースも多く報告されており、夏場のプレイにはしっかり対策を取る必要があります。
こうした現状を受けて、当社はフィールドの暑熱環境を緩和する『フィールド冷却細霧システム』を開発しました。
Product.01 フィールド冷却細霧
システム
『フィールド冷却細霧システム』は微細ミストを発生させて、フィールドの暑熱環境を緩和する装置です。
フィールド冷却細霧
システムの特徴
微細ミストを噴霧するため、グラウンド表面をあまり濡らすことがありません。そのため足元が滑ることはなく、プレイ中にも使えます。さらに、ミストノズルはゴム製のカバーを取付け、安全にプレイできます。
従来の散水方式とは異なり、大容量の受水槽や大型ポンプは不要。従来の散水方式に比較して建設コストを削減します。使用水量はサッカー1面当たり毎分40~45ℓ程度となりランニングコストも削減し、フィールドの利用形態に合わせて微細ミスト噴霧エリアを制御できます。
従来の散水方式とは異なり、大容量の受水槽や大型ポンプは不要。従来の散水方式に比較して建設コストを削減します。使用水量はサッカー1面当たり毎分40~45ℓ程度となりランニングコストも削減し、フィールドの利用形態に合わせて微細ミスト噴霧エリアを制御できます。
フィールド冷却細霧
システムの3つの効果
- 1.微細なミストは蒸散し、気化熱が発生することで、グラウンド全体の空間の外気温度を下げる
- 2.プレイヤーにミストが直接触れることで、体感温度を下げる
- 3.一部グラウンドに降下したミストは、グラウンド表面温度を下げる
以上3つの効果によって、利用者に快適なスポーツ環境を提供することができます。
フィールド冷却細霧
システムの動画
『フィールド冷却細霧
システム』の様子
システム』の様子
国土交通省NETIS
「新技術情報提供システム」登録
2023年12月1日、人工芝舗装グラウンドの暑熱環境制御装置「フィールド冷却細霧システム」を国土交通省のNETIS 「新技術情報提供システム」に登録しました。
環境省令和3年度環境技術
実証事業
環境省「環境技術実証(ETV)事業」にて、暑さ対策技術としての性能を実証しました。(令和3年度)
実証 番号 | :160-2101 |
実証 技術 領域 | :気候変動対策技術領域(熱中症対策技術区分) |
実証実験の様子
報告書詳細リンク
環境省環境技術実証事業(ETV事業)のホームページから報告書をご覧いただけます。
環境省実証報告書(概要版)を詳しく見る
『フィールド冷却細霧システム』について
詳しく知りたい方はお問い合わせフォームから
ご連絡下さい。
フィールド冷却細霧
システムの施工方法
『フィールド冷却細霧システム』を導入する場合の施工方法についてご紹介します。
はじめに、基盤工事の段階で給水管を設置。そして、ミストを噴霧するノズルの立ち上げ管を設置します。
給水管を設置した後、アスファルト等の下層部の舗装工事を行います。平坦性を確保するため、一旦給水管は完全に埋設しますが、下層完了後、慎重に測量して掘削し、立ち上がり管を表層に出してミクロンノズルを取り付けます。
表層の仕上がり高さに合わせて、ノズルを設置したら、ノズルカバーをかけて噴霧部を保護。カバーを設置することによって、プレイヤーの安全性も確保されます。
FAQ フィールド冷却細霧
システムのよくある質問
Q
フィールドだけでなく、陸上トラックへの敷設はできますか?
フィールドだけでなく、陸上トラックへの敷設はできますか?
A |
地球温暖化の影響で夏季に開催される長距離の競技中に、熱中症で倒れる事例が多発していることもあり、フィールド冷却細霧システムは有効と言えます。熱中症対策として、待機スペースへの設置も有効です。 |
Q
ミストは場所によって地面がぬかるんだりしませんか?
競技への影響はありますか?
ミストは場所によって地面がぬかるんだりしませんか?
競技への影響はありますか?
A |
微粒子ミストはすぐに蒸発するため、地面が濡れることによる転倒の心配はありません。 芝生の生育のために水を撒くスプリンクラーのようなイメージを持たれるかも知れませんが、フィールド冷却細霧システムは、競技に影響を与えない微粒子ミストを噴霧し、気化熱等によって温度を低減するよう設計されています。 |
Archive.フィールド冷却細霧
システムの施工実績
関東
浦和学院高等学校サッカー場 | |
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所在地:埼玉県さいたま市ノズル噴霧口ピッチ:11m |
松戸市運動公園陸上競技場 | |
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所在地:千葉県松戸市ノズル噴霧口ピッチ: |
早稲田大学東伏見 アメリカンフットボール場 |
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所在地:東京都西東京市ノズル噴霧口ピッチ:10m |
稲城長峰ヴェルディ フィールドサッカー場 |
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所在地:東京都稲城市ノズル噴霧口ピッチ:7m |
甲信越・北陸
千曲市サッカー場 | |
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所在地:長野県千曲市ノズル噴霧口ピッチ:7m |
東海
豊川高等学校総合グラウンド | |
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所在地:愛知県豊川市ノズル噴霧口ピッチ:10m |