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トラック競技の競技施設

JAAF(日本陸上競技連盟)には公認陸上競技場に関する規則があり、日本体育施設(NTS)は、その規則に則した施設を提供しています。
公認陸上競技場では、必ず礎石(標石)、角石が埋設されており、内圏縁石をトラック走路の距離の基準として設置します。

本ページでは、NTSが提供するトラック競技向けの施設をご紹介します。

Product.01記録測定のための礎石・角石・標識タイル

公認陸上競技場において、距離計測の基準点となる礎石や角石の設置時には、経験値の高い専門技術者のフォローで高精度の管理を徹底します。

礎石

陸上競技場の距離測定基準となる礎石

公認陸上競技場を施工する際、礎石の設置は大変重要な意味を持っています。

通常、礎石と言えば建築物を支える土台のことを指しますが、公認陸上競技場の場合、距離やレベル計測の基準点のことを意味します。

礎石の設置位置は、インフィールドの地下部になりますので、完成後は、目に触れないものになります。競技でも、一切使用しません。

改修時、公認や改造検定時は、礎石の周辺及び表面を丁寧に掘削し、礎石を出して基準点として使用します。

角石

陸上競技場コーナー部に設置される角石

角石は、完成後も姿を残します。名前の通り、陸上競技場の各コーナーに設置し、距離計測の大切な測点でもあります。

標識タイル

陸上競技場のスタート位置などを示す標識タイル

標識タイルは、スタートライン、リレーのテークオーバーゾーン、ハードル等の位置に埋設します。

標識タイルは、舗装工事完了後に設置しますが、礎石や角石と違って数が非常に多く、各陸上競技場に数百個存在します。一箇所ごとに正確に設置するために、NTSでは専門技術者による施工管理を行います。

Product.02内圏縁石

内圏縁石施工の様子

公認陸上競技場では、トラックの内側は内圏縁石を設置します。JAAFでは内圏縁石の高さ・幅ともに50mmと規定しています。ただし、第4種および第4種ライトの競技場に限っては、内縁は走路と同一レベルで良いとされています。
また、内圏縁石の横または地下部には排水側溝(内圏側溝)が設置されています。

内圏縁石施工の様子

内圏側溝の施工は工事の初期段階で行いますが、この時点から高い施工精度が求められますので、厳密な測量と微調整を繰り返し行います。
内圏縁石はアスファルト舗装後に設置するのが通例で、設置時は繰り返し高さと距離の計測を行い、調整しながら設置します。

内圏縁石施工の様子

ウレタン舗装完成後にも微調整します。

Product.03水濠

赤い舗装材の水濠写真

水濠

水濠は3000m障害競技などで使用される施設です。国内の公認陸上競技場では、ほとんどがトラック走路の外側に設置されています。

競技の際には水が張られますが、水深や壁面に設置する障害バーの高さについても規則が設けられており、それに準ずるよう施工します。

水濠施工の様子

配筋完了

水濠施工の様子

躯体コンクリート打設

ウレタン舗設