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暖地型芝生

サッカー場をはじめ、ラグビー場やアメフト場など、スポーツに供される芝生は、踏圧に強いこと(耐踏圧性)が求められます。また回復力が大きいことも重要です。 そして、プレーイングクオリティに優れていなければなりません。このような複数の条件を満たす芝生の種類は、それ程多くありません。現在、主に利用されている暖地型芝草は、ノシバ、コウライシバ、ティフトンの3種類であると言えます。

日本芝 ; ノシバ・コウライシバの特徴

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ノシバとコウライシバは、共に我が国在来の草種なので、日本芝と総称されることがあります。施工時は、ソッドやロール状の芝生を用い、ターフを造成するのが一般的です。
ノシバは比較的葉幅が広く、粗なターフになりますが、踏圧には耐性があります。省管理下でも維持可能ですが、プレーイングクオリティは劣ります。
一方、コウライシバは、ノシバよりも数段細やかなターフを作ります。現在、公園やスポーツグランドで最も多く利用されています。但し、耐踏圧性はノシバほど強くなく、回復力も遅めです。寒さにも強くありません。

ノシバ、コウライシバ共に、改良された品種(系統)があり、省管理タイプや秋の緑色保持期間が長いタイプ等が製品化されています。
当社では、目的に合致した改良種の使用をおすすめしています。お気軽にご相談下さい。

ティフトンの特徴

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ティフトンは、亜熱帯に生育するバミューダグラスと呼ばれる仲間から派生した草種なので、暑さに強い特長を持っています。 その分、耐寒性は低く、北関東以北で利用されることはあまりありません。寒さに加え、日陰にも非常に弱いですが、生育期における病気や踏圧に対する抵抗性は大変優れています。
造成時は、ノシバ・コウライシバのようにソッド張りをするか、苗芝をまく機械まき芝工法を採用します。
難点は、ほふく茎が立ち上がりやすいことです。そのため、低めの刈り高で維持出来ない場所では、ターフになりません。窒素肥料の要求性も大きいので、維持管理を密に行うことが、必須条件になります。

寒地型芝生と組み合わせるウインターオーバーシーディングを行う場合の ベース芝として多く採用されています。

張り芝工法

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暖地型芝生を利用した、一般的な張り芝工法についてご紹介します。

はじめに、芝床を造成します。 まず路床を整正し、芝床の基盤部をつくります。 必要に応じて、給排水設備も同時に設置していきます。続いて、排水層となる砕石層を整備し最後に床土を敷き均します。この時に、土壌改良材や肥料を混入します。

その後、芝生圃場で、充分に生育したソッド芝(平板状に切られたもの)やロール芝(ソッドより長く、マット状に切られたもの)を、並べて置いていきます。その後、目砂を散布して、軽量のローラーで転圧します。

ここまでの作業が終わると、ターフは「完成」したように見えます。しかし、芝生は自重でその場に置かれているだけで、まだ地に付いている訳ではありません。芝生が自ら根を“張”って、はじめて、「芝が“張”られた」と言えるようになります。ですから、それまでの期間は養生期間として保護しなくてはなりません。可能であれば、この養生期間と芝生の生育旺盛期が重なるように設定します。 その方が、より短期間で良質なターフを完成させられます。
とはいえ、一定期間の立ち入り禁止期間は最低限必要です。もちろん、この間の散水や刈り込み、施肥等も欠かせない作業ですので、 適宜行っていきます。

機械まき芝工法

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次に機械まき芝工法についてご紹介します。

上記の張り芝工法と、床土の造成までは基本的に同じです。異なるのは、芝生を張る段階からで、ここで利用するのがソッドやロール芝でなく、苗状の芝草になる点です。
機械まき芝工法では、従来のまき芝工法と異なり、芝苗の散布、押さえ込み、表土の被覆を連続して行うため、芝苗の乾燥を防ぐことができます。
施工後は光透過性のある養生シートで覆い、初期養生作業に移行します。

ソッドを利用した張り芝よりも、低コストで均一なターフを造成でき、完成後の美観も優れます。機械まき芝工法は、生育力の旺盛なティフトンに特に適しています。