日本体育施設

会社概要採用情報問い合わせトップページに戻る | サイトマップ

レッドクレイコート

レッドクレイコートは、世界最高峰のテニス大会のひとつ、「全仏オープン」で採用されているサーフェスです。クレイ舗装の一種ですが、表層の材料は天然土ではなく人工土です。

レッドクレイコートと全仏オープンの特徴

全仏オープンは、全豪、全英、全米と並ぶ4大大会(グランドスラムとも呼ばれる)のひとつで、最も波乱が起こる試合として、ファンを魅了し続けてきました。
その原因は、サーフェスにあります。 全仏オープンの舞台であるレッドクレイコートは、バウンドが高く弾み、球速が速くならないという特徴を持っています。そのため、ラリーが続き、試合が比較的長くなるため、流れが2転3転し、観客は目が離せなくなるのです。

レッドクレイコートの魅力は、それだけではありません。
ラリーが続きやすいので、試合や練習の内容が自然と戦略的になり、若い選手が育ちます。また、体力や腕力のピークが過ぎた後も、経験や駆け引きを生かした試合を楽しむことができます。
身体に優しい点も大きなメリットで、表層の滑らかさとプレー感は抜群。従来型のアンツーカ舗装と異なり、メンテナンスも容易です。

現在、国内のテニス界では、レッドクレイコートの利点に注目が集まっています。 それに呼応する形で、2007年12月、ナショナルトレーニングセンター(NTC)にレッドクレイコートが整備されました。

フランスの技術と伝統をそのままに

こうした数々の特長は、全仏オープン会場のローランギャロスと同仕様のレッドクレイコートだからこそ生まれます。そのため当社では、世界標準のローランギャロス仕様に徹底的にこだわり、コートづくりを行っています。

材料には、フランス産の石灰岩クラッシュとレッドクレイを使用し、施工技術に関しても、本場フランスの技術者に学びました。
国内で、過去に多数存在したアンツーカコートとは、全く異なる手法でコートをつくりあげます。

レッドクレイコートの表層を構成する主素材は、石灰岩クラッシュ。石灰岩クラッシュの仕上がりが、コートの性能に大きく影響します。レッドクレイは、コート表面に適度な滑りを与え、鮮やかな美しさを添える役割を担います。
一方、従来型のアンツーカは、表層に50mmのアンツーカを使用するのが一般的です。

最表層は同じように見えても、断面は全く異質。レッドクレイコートは、アンツーカコートと一線を画するサーフェスなのです。

施工方法

* クリックすると拡大します。

簡単に、レッドクレイコート施工の流れをご紹介します。
まずは、極めて細かい粒径に製造された石灰岩クラッシュをフランスから輸入します。 それと同時に、レッドクレイも入手します。フランス産のレッドクレイは、非常にきめ細やか。ほかに類を見ない均一性の高い材料です。

材料搬入後、石灰岩クラッシュを敷き均します。この時、重機は一切使用しません。人の力で丁寧に行う伝統の工法を採用。仕上げに、レッドクレイを散布します。転圧と散水、整地を繰り返しながら、コートを染めるようなイメージで作業を進めます。

最後にラインとネット等を設置します。ラインは、釘を使用しない樹脂製のものが、フランスでは主流。釘の劣化や抜けたときの危険がなく、とても安全です。
完成後の日常的なメンテナンスは、散水とブラッシングだけでOKです。

施工実績は、こちらのページでご紹介しています。