ハードコート

テニスコートのサーフェイスにはいくつか種類がありますが、その中で最も天候に左右されないのが、“ハードコート”と呼ばれるタイプです。最表層部はアクリルやウレタンで構成され、いずれの場合もメンテナンスはほとんど必要ありません。抜群の稼働率です。
他に比較して衝撃吸収性が小さいですが、速く均一なボールバウンド性を好むプレーヤーには、支持されているサーフェイスです。
国際的には最もポピュラーな舗装材で、全米、全豪オープンの会場にもハードコートが使われています。また国内の選手育成を目指し、ナショナルトレーニングセンター(NTC)に 全仏オープン会場のローランギャロスと同様のレッドクレイコート2面とともに、全米オープン会場と同様のハードコート2面が設置され、いずれの施工も日本体育移設が手掛けました。
また、日本体育施設のオリジナルとして、国産材料を使ったハードコート舗装材「レオタンEH」とソフトタイプの「レオタンES」の提供を行っています。

product.01 レオタンES・
レオタンEH

『レオタンES・EH』は、耐久性・耐候性に優れたアクリルエマルジョン舗装です。共に、表面には適切な滑り抵抗があり、ボールバウンド性やプレー感に優れていますので、利用目的に応じてお選び下さい。

ESはソフトタイプで、弾性層には弾性骨材と珪砂を使用します。こちらは、衝撃吸収性も比較的高いのが利点で、プレー後の疲労感を軽減します。

一方、EHの弾性層は、珪砂のみを混入した塗膜なので、ハードタイプ。比較的選手向けの仕様です。

レオタンES・
レオタンEHの特徴

一般的に、舗装厚が薄いサーフェスは劣化が早いと言われていますが、『レオタンES』・『レオタンEH』は、従来のイメージを払拭する耐久性で、施工10年以上経過した実績地においても、コンディションを保持しています。
また、舗装全体に通気性があるので、ブリスタリング(膨れ)が発生しないことや、塗膜自体が伸びる特性を持っているため、下地への追随性が高く、クラックが発生しにくい利点などが、相乗効果を上げて、高い耐性を実現させています。

耐水性にも優れているので、プールサイドや河川敷にも、安心してご利用下さい。

ハードコート

タイプに関わらず、カラーを複数ご用意していますので、カラーコーディネーションのご相談も承ります。

レオタンES・EHを用いた
ハードコートの施工方法

簡単に、ハードコートの施工方法についてご紹介します。
ハードコートの表層は、前述の通り極薄いので、下地を精確に仕上げておくことが不可欠です。センサーを利用したフィニッシャー施工等、創意工夫して下地を敷設します。(高精度・高性能な舗装

トップ層塗布

厳密な不陸整正後に、ベース層、耐摩耗層を塗り、トップ層を重ねます。通常は数回の塗布ですが、世界トップクラスのハードコート仕様になると、塗布の回数はさらに増えることもあります。いずれの場合も、専門のスタッフが、速乾性の材料を、迅速かつ高精度に塗り広げ、コートをつくりあげます。

ライン画線

わずか数ミリの表層部に、必要な滑りや弾性を持たせる細やか施工です。全層を塗布し終えた後、ラインを引き、ネット等を設置すれば完了です。