『グランド診断』

クレイグラウンドは多目的利用が可能で、体に与える負担も少なく、安価なため、学校校庭や公園等で数多く採用されています。
しかし、天候によって性状が変わるため、「雨が降るとぬかるむ」、「砂塵が舞い上がる」といった不満が多いのも実情です。
これらの問題を客観的に判断し、解決策を講じるために、日本体育施設では『グランド診断』を行っています。

product.01 グランド診断の特徴と
試験方法


グラウンドの諸問題は、舗装材の性状だけが原因ではありません。まずは現地踏査を行い、舗装断面のほか、平坦性や表面勾配、立地条件や利用形態などを確認。問題の根本的な解決法を探ります。
この際、現地グラウンド表面の硬度も測定し、客観的な判断材料のひとつにします。

同時に、グラウンドに附帯する諸施設・設備についてもチェック。大切に使われていても、やはり寿命はあります。安全性や快適性は低下していないか、品質は劣化していないか等、多角的に調査します。
また、必要に応じて、利用者や現状の管理者からヒアリングを行います。生の声は科学的なものではありませんが、重要な要素として記録しておきます。
最後に、グラウンドから舗装材の採取を行います。グラウンド全体の状態を反映するよう、サンプリング地点を留意して定め、一定量の試料を持ち帰り、室内試験に回します。ここで土粒子の密度試験や粒度試験を行い、その結果をもとに舗装材の透水性を推定。現地踏査と室内試験の結果を統合して、グラウンドの診断を行います。
結果が得られた後は、問題点を明確にして改良方法を検討し、グラウンドの改修計画をご提案させて頂きます。