環境対応型ウレタン舗装材 『レオタンαエンボスSF』ご紹介

特定化学物質MOCA無配合、特化則非該当のウレタン舗装材の販売・施工を
2021年よりスタートしました。

レオタンαエンボスSF

従来のウレタン舗装工事は、作業する人の健康を守るため、作業主任者の選任など特化則に基づく取扱いが必要ですが、『レオタンαエンボスSF』は特化則の規制を受けずに安全に作業を行うことができます。

札幌市円山競技場(第2種公認)

WA認証舗装材

レオタンαエンボスSF』は、全国の陸上競技場にご採用頂いている『レオタンαエンボス』の走行感と耐久性を受け継ぎ、WA(世界陸連)の要求基準にすべて適合したWAの認証舗装材です。国際大会を開催する陸上競技場にもご使用いただけます。

舗装構造


レオタンαエンボスSF』の舗装構造は、‘フルウレタンタイプ’ とゴムチップベースの ‘Rタイプ’ があります。オーバーレイ工事や小規模補修でもご採用頂けます。

開発背景

ウレタン舗装材とMOCAについて

2016年9月、厚生労働省はMOCAによる健康障害を防止するための要請を関係業界に行いました。MOCAを取り扱う製造工場に従事した方に、膀胱がんの病歴または所見が明らかになったため、特化則に基づく暴露防止措置の徹底や、膀胱がんに関する調査の実施とうについての要請です。

このことを受けて、MOCA無配合のウレタン舗装材の開発に着手し、施工性及び品質管理に改良を重ね、2021年に環境対応型ウレタン舗装材『レオタンαエンボスSF』を完成しました。『レオタンαエンボスSF』は、特定化学物質MOCA無配合の材料を使用する製品です。なお、従来のウレタン舗装材で施工が完了したものに、危険はありません。

札幌市円山競技場での環境対応ウレタンへの取組みが2021年10月29日の『北海道建設新聞』に掲載されました。

施工実績

札幌市円山競技場(第2種公認)

ひたちなか市陸上競技場(第3種公認)
・Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場主)(第1種公認)(施工中)