環境対応型ウレタン舗装材を導入した札幌市円山競技場の改修工事が完成しました

日本陸連公認第2種公認競技場

環境対応型ウレタン舗装材『レオタンαエンボスSF』を導入した札幌市円山競技場の改修工事11月に完成しました。
札幌市円山競技場は、400mトラック8レーンの日本陸連第2種公認競技場です。

走路と半円部のウレタン舗装改修とインフィールドの芝生全面張替

下地処理

今回の工事は下地アスファルト舗装から全面改修。
下地舗装はウレタン舗装のブリスタリング対策として、開粒度アスファルトの敷設後にアスファルト表面にセメントペーストを塗布する『開粒度アスファルト工法』を採用しました。表層は環境対応型ウレタン舗装材『レオタンαエンボスSF』です。

さらにインフィールドの芝生を全面張り替えしました。

レオタンαエンボスSF

今回使用した『レオタンαエンボスSF』は、労働安全衛生法特定化学物質障害予防規則(特化則)非該当のウレタン舗装材です。従来のウレタン舗装工事では、作業する人の健康を守るため、作業主任者の選定など特化則に基づく取扱いが必要でしたが、『レオタンαエンボスSF』は特化則の規制を受けずに安全に作業を行うことができる人と環境にやさしい舗装材です。


工事の様子は2021年10月29日発行の『北海道建設新聞』に掲載されました。
これからも日本体育施設は人と環境に配慮した施設づくりで地域の発展に貢献して参ります。