豊島区立西巣鴨小学校の校庭改修工事が完成しました

グラウンドやインクルーシブ遊具、植栽等を施工。

創立108周年を迎えた豊島区立西巣鴨小学校の校庭改修工事が2022年3月に完成しました。

グラウンド工事

グラウンド舗装は透水型ゴムチップ舗装で、陸上トラックのブルーとグリーン、遊具コーナーのライトブルーのカラーコーディネーションです。
6レーンの陸上トラックとサッカーやテニスコートがレイアウトされています。

また、サッカーゴールのゴールポスト、掲揚ポール(旗ポール)、手洗い場や遊具コーナー等の整備を行いました。
その中には、より多くの子供が遊びを楽しめるインクルーシブ遊具があります。「インクルーシブ= 包括的な」という意味があり、障害者、健常者それぞれが楽しめる遊具です。
このインクルーシブ遊具は、3月4日放送のNHK「おはよう日本」関東甲信越の特集コーナーで『インクルーシブ遊具 公園の遊具が変わる!?』というテーマで特集されました。

植栽整備

植栽整備では剪定工の他、スダジイの土壌に根系活力粒材を混合し、植栽基盤を整備。
根元の周囲にはサークルベンチを設置しました。

スダジイとサークルベンチ

インクルーシブ遊具

遊ぶときもバリアフリー
車いすで遊ぶ子供が乗り移りやすい高さの段差や、車いすを介助しやすい勾配のスロープが設けられています。

車いすから乗り移りやすい高さの段差

アースカラーで色にも配慮
原色ではなく、木々の緑や地面の茶色をベースにした、おもいやりのある配色です。

アースカラー

居心地の良いスペース
遊具の下に完全に閉ざされないスペースを設ける等、子供にとって居心地の良いスペースが設計されています。

完全に閉ざされないスペース

実際に使用する様子は、豊島区立西巣鴨小学校のホームページの学校の様子(3/24)でも掲載されています。