第1回西田修平記念陸上競技大会が開催されました。

NTSアスリートパートナーの村上輝選手と竹川倖生選手が出場

第1回西田修平記念陸上競技大会が、和歌山県の紀三井寺公園陸上競技場で開催されました。

西田 修平 氏

西田修平氏は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町出身で、1932年ロサンゼルス五輪、1936年ベルリン五輪で銀メダルを獲得された選手です。

友情のメダル

特にベルリン五輪では、5時間半にわたって大激戦を展開されます。そして、夜遅く日本の2・3位の決定戦を控えて、大江季雄選手と西田修平選手は、棄権されました。公式記録は2位西田選手、3位大江選手と発表されましたが、翌日の表彰式では西田選手は大江選手の背中を押して2位の表彰台に、自分は3位の台についきました。2人とも同記録の4m25であった為です。帰国後、2人は銀と銅のメダルを半分に切って、つなぎ合わせ、それぞれが持ち合うことになりました。

このエピソードは「友情のメダル」として知られています。西田修平氏の栄光を後世に伝え、陸上競技を志す若い選手達へ伝承としていきたいという想いから、本大会は開催ました。 

村上輝選手と竹川倖生選手、優勝

大会に出場した当社所属の村上輝選手(砲丸投)は、16m98を投げ優勝、当社がユニフォームセカンドスポンサーを務めている竹川倖生選手(棒高跳)は、5m40を跳び優勝しました。両選手とも健闘致しました。
徹底した感染症予防対策をして大会を開催、運営いただいた関係者の皆様に感謝いたします。

第1回西田修平記念陸上競技大会、村上輝選手の投てき

第1回西田修平記念陸上競技大会、竹川倖生選手の跳躍

日本体育施設ではNTSアスリートパートナーとのパートナーシップを通じて、陸上競技の「楽しさ」や「魅力」、競技を支える施設の魅力を伝え、陸上競技の裾野を広げることへ、貢献して参ります。