投てき実施可能な人工芝
『スポーツターフΛ
(ラムダ)』

もともと公認陸上競技場のインフィールドは天然芝のみと規定されていたため、人工芝を用いることはできませんでした。
2018年の公認競技場に関する規定が改定され、それまで認められていなかった公認第1種~第3種までの競技場で、日本陸上競技連盟が認めた投てき実施可能な人工芝に限り使用が認められました。
日本体育施設では投てき実施可能な人工芝『スポーツターフΛ(ラムダ)』を開発し、フィールド施工を行っています。『スポーツターフΛ(ラムダ)』は日本陸上競技連盟の定めるラボテストに合格し、適合製品として認定されています。
投てき競技の普及と活性化と、サッカーや体育の授業との両立で競技場が、多目的に利用ができるようになったと、注目されています。

product.01 スポーツターフΛ
(ラムダ)次世代ロングパイル人工芝

近年、急速に普及が進んだロングパイル人工芝は、プレイ感に優れ、稼働率も抜群、といった数々のメリットを持っています。しかしながら、陸上競技の投てき種目には対応できませんでした。
元来、投てき場として最適な舗装材は天然芝または土であると考えられてきました。一方で投てきは芝生を激しく損傷する競技です。そのため投てきを実施した芝生フィールドの補修には、手間と費用が必要とされます。 こうした維持管理の兼ね合いからからも、人工芝をインフィールドに用いた競技施設において、投てき競技が利用制限されているケースも多いのが実情です。
こうした背景を踏まえ、研究を重ねた後に誕生したのが『スポーツターフΛ(ラムダ)』です。

スポーツターフΛ(ラムダ)
の特徴

やり投げ競技

『スポーツターフΛ(ラムダ)』は、 「やりが刺さる」「ハンマーや円盤落下時の衝撃を吸収する」そして「落下位置の痕跡が残る」といった、投てき場として要求される課題をすべて克服。
従来型のロングパイル人工芝が持つ良さはそのまま残し、“落下域としての質”も確保した次世代型人工芝です。

審判員による判定

『スポーツターフΛ(ラムダ)』の性能は、すでに競技会でも実証され、 公認の競技場に採用されています。また、サッカーやラグビーなどの球技種目や、体育の授業など多目的に利用されています。

スポーツターフΛ(ラムダ)
の施工方法

スポーツターフΛ(ラムダ)敷設状況

下地舗装には、採石路盤を採用しています。人工芝向けのレオタイト工法によって、下地の表面を固定した後、人工芝を敷設します。

スポーツターフΛ(ラムダ)レベリング

そして充填材を複数回に分けて充填し、レベリングを繰り返して、平坦に仕上げます。
完成後の日常メンテナンスは、ほとんど必要なく、ブラッシング整備程度で十分です。