エクストラグラス
(ハイブリッド芝システム)

ハイブリッド芝(Hybrid grass)は強化型天然芝(reinforced natural grass)とも呼ばれ、天然芝に人工芝を一定割合加えたものを指します。ローテーションの激しいメガスポーツイベントに向けたターフとして、注目を集めているのがハイブリッド芝です。

ここでは日本体育施設が施工に用いている『エクストラグラス』についてご紹介します。

product.01 天然×人工芝を用いた
ハイブリッド型の芝システム


『エクストラグラス』は、天然芝と人工芝をミックスさせたハイブリッド芝システムです。天然芝のプレイ感と美観性に、強度と耐久性の向上が加わりピッチの利用拡大を実現します。

エクストラグラスの特徴

『エクストラグラス』は、人工ファイバーとメッシュ状の基布に天然芝の根と地下茎が絡みつくハイブリッド芝システムです。
特殊製法(ウィービング製法)で生分解性基布に編込まれた人工芝に、暖地型芝の場合は苗芝まき、寒地型芝の場合は播種により天然芝を施工します。

生分解性基布表面(未使用時)

生分解性基布裏面(左:生分解後 右未使用時)

基布に編込んでいる生分解性の糸(白色部)は充填砂の土壌中で分解されます。これによってマットに孔ができ、根はここから床土へ達し、さらに深く伸長と共に、分解された後メッシュ状に残る合成繊維と人工芝繊維に天然芝の地下茎がしっかりと絡みつきます。 芝生の育成に伴い人工芝と強く一体化することで、健全で損傷に強い芝生を実現します。

エクストラグラス
導入後の管理

導入後の管理は、芝刈りや散水、施肥、ウィンターオーバーシーディング等、通常の芝生と同じように行うことができます。
また、ピッチの痛みが激しい箇所での部分的な導入も可能です。利用目的や頻度、管理形態に合わせて最適なプランをご提案いたします。
短い養生期間で利用が可能な、圃場で育成する『エクストラグラスR』(ロール芝タイプ)もございます。

エクストラグラスR

『エクストラグラスR』は、『エクストラグラス』のシステムを元にあらかじめ圃場で育成したものをロール状に切り出し、現場に運搬して張芝を行うことが可能で、最短工期で高品質のピッチを実現するシステムです。

『エクストラグラス』について
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archive.01 エクストラグラスの施工実績

関東エリア

町田市野津田公園
上の原グラウンド

所在地:東京都町田市
竣工年度:2018年 種類:エクストラグラスR

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九州・沖縄エリア

大分スポーツ公園
昭和電工ドーム大分

所在地:大分県大分市
竣工年度:2019年 種類:エクストラグラスR

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archive.02 エクストラグラスの管理実績

関東エリア

町田市野津田公園
上の原グラウンド

所在地:東京都町田市
管理開始年度:2019年度から継続中 管理範囲:サッカー場芝生管理

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