カラーコーディ
ネーション

カラフルなフィールドは、スポーツの楽しい気分を高揚させ、フォトジェニックな効果を発揮するだけでなく、ドローンや飛行機で上空から撮影されるTV中継等でも地域のシンボルとして印象に残ります。また、陸上トラックの赤や青等のカラーリングは、視覚効果や色彩効果が研究される等、フィールドの配色には様々な魅力があります。
日本体育施設では、陸上競技場やジョギング走路等で使用するレオタンシリーズについて、５色のカラーバリエーションを取り揃えています。カラーリング部分は、表層部ですので、既存施設の表面のリニューアルでもご検討頂けます。

日本体育施設で取り組んでいる『カラーコーディネーション』は、ウレタン舗装の『レオタンαエンボス』と透水型のゴムチップ舗装の『レオタンJ』『レオタンW』『レオタンWU』に対応した標準色５色をご用意しています。

カラーリングには耐候性に優れたトップコートを使用し、鮮やかな色合いを保ちます。トップコートの種類は、標準タイプと遮熱型トップコート『クーリッシュコート』がございます。

一般社団法人日本塗料工業会　塗料用標準色『色票番号』の近似色を（　）の中に記載しております。

弾性層（赤色）の敷設後に、カラーリング部分の上塗り層、エンボス層を敷設、トップコートを塗布して仕上げます。

表面に色をつけるだけの工法ではないので、色落ちの心配がありません。

黒ゴムチップの敷設後に、ウレタンを吹き付け、トップコートを塗布して仕上げます。
カラーリングはウレタンとトップコート。

黒ゴムチップの敷設後に、トップコート塗布して仕上げます。
カラーリングはトップコートのみ。

カラーゴムチップの敷設後に、トップコートを塗布して仕上げます。
カラーゴムチップは、トップコートと同系色の素材を使用します。

陸上競技場の変遷の中で、1994年に第2種公認競技場としてはじめてブルートラックを静岡県裾野市陸上競技場にて当社が施工しました。当時は、珍しかったカラートラックですが、現在では全国で普及し、親しまれています。
青い陸上トラックには、「『鎮静効果』があるため、ランナーはリラックスすることができる」、「凝視力が向上するためまっすぐ走れるようになる」と言われ色彩効果や視覚効果も研究されています。

現在、公認の陸上競技場の配色には規定があり、以下のルールが設けられています。
このルールに則り、トラック走路と助走路をアウトフィールドや半円部の色と印象的にコーディネートした実績を紹介します。

レクリエーション施設では、カラフルな配色や自然景観に調和するカラーコーディネーションなど、特色あるグラウンドを実現します。

桐生市境野水処理センター屋上公園では、７色のカラーコーディネーションを導入し、第10回都市公園コンクール建設事務次官賞を受賞しました。
陸上競技場の少し堅いイメージを払拭し、こどもたちが“かけっこ”を楽しめる、虹のようなコーディネーションを実現しました。